鯛のポワレ ほうれん草のソテー添え バルサミコソース
上質な食材:
- 新鮮な鯛の切り身(皮付き): 2切れ(1切れ約120-150g)
- 無塩バター: 20g
- エキストラバージンオリーブオイル: 大さじ2(鯛用) + 大さじ1(ほうれん草用) + 大さじ1(ソース用)
- バルサミコ酢: 大さじ2
- 白ワイン: 大さじ2
緑の野菜:
- ほうれん草: 200g
その他:
- ニンニク: 1かけ
- 塩: 適量
- 粗挽き黒胡椒: 適量
下準備:
- 鯛の下処理: 鯛の切り身はキッチンペーパーで丁寧に水気を拭き取ります。皮目に数カ所、火が通りやすくするためと、焼き縮みを防ぐために浅く切り込みを入れます。両面に塩と粗挽き黒胡椒を軽く振ります。
- ほうれん草の下処理: ほうれん草は根元を切り落とし、流水でよく洗います。水気をしっかりと切っておきます。
- ニンニクの下処理: ニンニクは皮をむき、薄切りにします。
調理:
- 鯛を焼く:
- フライパンにオリーブオイル(大さじ2)と薄切りにしたニンニクを入れ、弱火で熱します。ニンニクの香りがオイルに移るまでじっくりと加熱します。焦がさないように注意してください。
- ニンニクが薄く色づいたら取り出します(焦げ付きそうなら早めに取り出してもOKです)。
- フライパンを中火にかけ、鯛の切り身を皮目を下にして入れます。
- ポイント: 最初は動かさずに、皮がパリッとするまでじっくりと焼きます。目安は約3〜5分です。焼き加減を見ながら、焦げ付きそうになったら火を少し弱めます。
- 皮が香ばしく焼けたら、裏返して身の方を焼きます。火を弱め、身の中心まで火が通るように焼きます。目安は約2〜3分です。
- ポイント: 身がふっくらとして、軽く押すと弾力があれば火が通っています。焼きすぎるとパサつくので注意しましょう。
- 火を止め、バター(10g)を加えて溶かし、スプーンで溶かしバターを鯛全体にかけます。これにより、風味とコクが増します。鯛を取り出し、保温しておきます。
- ほうれん草をソテーする:
- 別のフライパンにオリーブオイル(大さじ1)をひき、中火で熱します。
- 水気を切ったほうれん草を加え、手早く炒めます。
- ポイント: 強火で炒めすぎると水分が出てべちゃっとなるので、中火でさっと炒めるのがコツです。
- ほうれん草がしんなりしたら、塩と粗挽き黒胡椒で味を調えます。火を止めます。
- バルサミコソースを作る:
- 鯛を焼いたフライパン(洗わずにそのまま使います)に白ワインを入れ、中火にかけます。
- アルコール分が飛ぶまで煮詰めます(約1分)。
- バルサミコ酢を加え、さらに少し煮詰めます。ソースにとろみがつき、量が半分くらいになるのが目安です。
- ポイント: 煮詰めすぎると酸味が強くなるので、味を見ながら調整してください。
- 仕上げにバター(10g)を加え、余熱で溶かし混ぜます。これにより、ソースに滑らかさとコクが加わります。
- 盛り付け:
- 器にほうれん草のソテーを盛り付けます。
- その上に焼いた鯛のポワレを乗せます。
- 仕上げに、温かいバルサミコソースを上からかけます。
- お好みで、仕上げに追いオリーブオイル(分量外)を少量かけたり、刻んだパセリなどを散らしても良いでしょう。
ポイント:
- 鯛の皮は、焼き始めに触りすぎると剥がれやすいので、焼き色がつくまでは動かさないようにしましょう。
- バルサミコソースの酸味と甘みのバランスは、お好みでバルサミコ酢の量を調整してください。
- ほうれん草は、シャキシャキとした食感を残すように炒めるのがおすすめです。
このレシピで、上質な鯛の美味しさと、ほうれん草の風味、そしてバルサミコソースの奥深い味わいを存分にお楽しみください。